渡辺一夫先生(森林インストラクター)
郷戸地区・6月13日
二つに折りたたまれていた若葉が開いた直後のユリノキの葉。ユリノキは葉の形からハンテンボク(半纏木)とも呼ばれる。花は終わってしまったが、まだ幼い葉を次々と開いている。
初夏を告げるネムノキの花。ピンク色の細長く伸びている糸はおしべ。南国のイメージがあるが、東北にも分布し、秋田県の象潟では芭蕉も俳句に詠んでいる。
上柚木地区・6月13日
花の時期が終わり、シラカシの幼いドングリが生長しつつある。ドングリは横縞模様の殻斗(帽子)に包まれている。秋には成熟して落下する。